カラコンシスター

カラコンの装着に関するよくある誤解は?

若い女性を中心に人気のカラコンですが、カラコンは目に悪い、使い続けていると失明してしまうという誤解はいまだに残っています。
たしかに、誤った使いかたをしていると瞳にトラブルを招きやすく、病気にかかってしまうリスクがあることは間違いありません。
ですが、それは一般的なクリアレンズも同様で、カラコンだから特別危険性が高いということではないのです。
こうした誤解が広まった背景として、カラコンがブームとなった2000年代初期に雑貨として扱われたことが挙げられます。
ショップや通販で誰でも簡単に購入できるのは今も同じですが、その頃は作りが雑な粗悪品も多かった上に正しい使いかたも広まっておらず、瞳にトラブルを起こすかたが急増してしまったのです。
その後、カラコンは2009年に「高度管理医療機器」として扱われるようになり、国内ではこの承認がない商品は流通できなくなりました。
カラコンの質がよくなったことで正規の商品を利用し、なおかつ使用方法さえしっかり守っていれば、トラブルに遭うリスクも格段に軽減したのです。
また、カラコンはレンズに着色されているので、色素が漏れ出て瞳に移ってしまうという話しもあります。
これも、粗悪なカラコンを使ってしまった場合に起こり得るトラブルで、粗悪なカラコンが出回っていたころによく聞かれていたものでした。
ですが、現在では安全なレンズをきちんと選んでいれば回避することが可能です。
今のカラコンはレンズ内部に着色料を閉じ込めたり、2枚のレンズで挟み込んだり、特殊なコーティングをする手法で色素が直接目に触れない作りになっています。
大切な瞳を守るためですから、カラコンを購入するときにはどういった配慮をしているのか公式サイトで情報を確認しておくと安心です。
瞳を大きく見せたい、色を変えたい、そうした理想を叶えられるカラコンですが、気軽だからと雑に扱うのは厳禁。
適切なケアをして、気になることがなくても定期的に検診を受け、瞳の健康を守りながら楽しむようにしましょう。

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